フライパンは毎日使うものですが種類によっては健康に影響するって知っていますか?
一般的なテフロン加工されたフライパンも空炊きしてしまうと有毒なガスが発生します。
*説明書に空炊きをしないで下さいって書いてありますよね。
そんな物を体に入れたら・・・怖いです。
安全なフライパンの選び方とは何か? お教えします。
テフロン(フッ素加工)されたフライパンは健康に悪影響なのか?
テフロン加工されたフライパンはどこでも売っている手軽なフライパンです。
焦げ付かないため人気も高いです。
しかしフライパンの空焚きによって423℃まで温度が上がるとで有毒ガスが発生するんです。
神奈川県でフライパンの空炊き実験が行れました。
カセットコンロによりフライパンを加熱すると5分で370℃に達し、フッ素樹脂塗膜は 400℃を超えると熱分解が起こりました。
フライパンの空焚きによって423℃でガスの発生が認められました。ガスの発生は目視では感知できないことが判明しました。"測定されたガスの種類は下記の通り。
No. 発生したガスの名称 ガスの性質 人への影響の恐れ
1 テトラフルオロエチレン 無色、無臭 呼吸困難
2 ヘキサフルオロプロペン 無色、無臭 めまい、窒息
3 プロペン 無色、微石油臭 眠気、めまい
4 クロロメタン 無色、微芳香臭 吐気、頭痛
5 ブテン 無色、無臭 眠気、めまい出典: http://www.pref.kanagawa.jp/docs/r7b/cnt/f370222/p440348.html
空炊きすると有毒ガスがでてしまうんです!
そのため、テフロンフライパンを健康的に使うポイントとしては
・なるだけ中温で使用する。
・空炊きはしない
・もし空炊き状態になってしまったら空気の入れ換えをする。
が注意点でした。
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では、高温になりやすいアルミフライパンはどうでしょうか?
アルミフライパンは健康に悪影響なのか?
有名な話として「アルミニウム製品を使うとアルツハイマーになるのではないか?」と言われていますよね。
これは医師達から「環境や遺伝的要因にも原因があり多くの因子がある」と否定されています。
WHO(世界保健機関)からも「アルツハイマー病にアルミニウムが主たる役割を果たしている証拠は無い」と否定されました。
そもそも、アルミニウムは小麦やきのこ・海藻類にも含まれています。
毎日の生活でアルミニウムを摂取しないというのはかなり難しい状況ですね。
アルミニウムは極端に有害な物質では無かったようです。
ネット情報ではアルミには危険性があると言う文言があるが真実とは?
ネットではアルミの危険性について下記の文言がよくあります。
①水を沸かすと悪性酸化水素が発生、
②卵をゆでると悪性リン酸塩を生成、
③肉刺理で悪性アルミ塩化物が発生、
④ベーコン調理で強麻酔性の酸が発生。
⑤アルミは酸性症、赤血球激減、貧血症状を起こす。
この衝撃リポートを受けて、当時、西ドイツ、フランス、ベルギー、イギリス、
スイス、ハンガリー、ブラジルなどでアルミニウム調理器具の販売は規制されたのです。
この文中の「酸化水素」って水のことですよね。
悪性酸化水素って熱い水蒸気の事でしょうか?
水を酸化水素とあえて難しく言うと危険物質のように聞こえるというジョークが昔からあるんです。
DHMO実験といい
「DHMOは、水酸の一種であり、常温で液体の物質である」
「DHMOは、溶媒や冷媒などによく用いられる」
「この物質は法で規制すべきか」
と50人に質問をすると、43人が賛成してしまったという話がありました。
DHMOを水だと見抜いた人は1人だけだったそうです。
アルミ鍋販売規制についてもアメリカでは現在でも販売されており
懲罰的損害賠償のあるアメリカで一般的に売られていると言うことは信頼できるのかなと思います。
アルミ鍋が溶けやすい状況がある。
とはいえアルミはなるべく摂取しない方がいいと思います。
酢などの酸っぱい系のものはアルミと反応し溶け出しやすいようです。
そういった物を炒めたり煮込むときはアルミ製品を避けた方がいいかもしれません。
アルミフライパンの結論としてはそこまで心配しなくても大丈夫といった感じですね。
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次はステンレスフライパンです。
ステンレスフライパンは健康に悪影響なのか?
錆びづらく丈夫なステンレス製フライパンは人気があります。
健康的にはどうなのでしょうか?
実はステンレス鋼に含まれるクロムから生成される六価クロムに発がん性があると言われています。
ステンレス鋼を精製する際、六価クロムが使用されています。
1000度以上高温に長時間さらすと六価クロムが遊離する可能性があります。
他にも印刷インクには、六価クロムが含まれているので新聞紙などで熱い物を包んだり
揚げ物の油取りに新聞紙を使用したのするのは控えた方が良いです。
欧州では「有害物質の使用制限」があり六価クロムの使用を制限されている製品もあるそうです。
そのため、企業も安全性の高い三価クロムに切り替えて行っているようですね。
とはいえステンレスは1000℃を超えても安定している合金です。
家庭用の調理であればステンレスに含まれるクロムは六価クロムに変性することはまずありません。
そのため過度な心配は不要かと思います。
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では次に鉄製フライパンの安全性について
鉄製フライパンは健康に悪影響なのか?
鉄製フライパンは中華料理などのプロが使うイメージで家庭用ではあまりなじみがないですよね。
理由としては手入れが大変です。
以前、鉄製フライパンを使っていたのですが少し使用しないだけで錆が発生し捨てた経験があります。
毎回使った後に油をなじませておかないと錆びてしまうんですよね。
ところが最近では窒化加工されたフライパンが登場しています。
窒素という環境に害のない気体を用いた加工手法で環境面や安全面への影響も少ない処理ですね。
窒化加工はテフロンなどのフッ素樹脂のように表面をコーティングするのではなく熱処理によって鉄表面を加工する物です。
鉄のフライパンの錆び安いという弱点を克服するために窒素加工フライパンが誕生しました。
使ってみたところ焦げ付きなども無く魚を焼いても皮も剥がれず綺麗に焼けました。
かなり使い心地はよかったですね。
焼いた後にフライパンの表面に焦げのような物も付きましたが
木のヘラでこすって落とすことができました。
普通のテフロン加工のフライパンよりちょっと高めになります。
最近人気が出たのでミーハーな私は手を出してしまいました。
フライパンの健康にいい選び方とは? まとめ
全ての製品に良い所 悪い所あると思います。
自分がどこまで許容できるか?考えてみてはどうでしょうか?
amazonや楽天はレビューがあるので読んだ方が良いと思います。
私は特に悪いレビューを見るようにしています。
自分からみて悪い評価が納得できる理由なのか?
よくレビューチェックしてみましょう。