12万自作ゲーミングで選ぶマザーボードの選ぶポイントは3つ
1.どのメーカーのCPUが乗るか
2.チップセットの種類
3.最新のグラボに対応できるか?
これが分かれば大丈夫です。
12万の制約があるので中程度のマザーボードを狙って行きます。
中程度とは言えゲーム(APEX)であれば144fps以上出て問題無く動作します。
マザーボード選びの前にCPUを選んでおいた方が良いです。
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さっそく行きます。
その1 CPUソケットの種類をチェック
マザーボードのソケットに注目し
INTEL製の第12世代 CPUならLGA1700ソケット
AMD製のZEN3 CPUならSocketAM4ソケット
へ載せられます。
載せたいCPUのソケットを持ったマザーボードを選びます。
CPUに対応したチップセットがマザーボードに載っているか?
チップセットはCPUで処理したデータをメモリやグラボに送る機能があります。
そのため、CPUに対応したチップセットが乗ったマザーボードでないと動きません。
INTEL製の12世代 CPUであれば
Z690 H670 B660 H610の4つのチップセットから選びましょう。
Intel CPU 第12世代チップセットの違いは
チップセット名 | Z690 | H670 | B660 | H610 |
CPUオーバークロック | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
メモリーオーバークロック | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
搭載メモリ(型式による) | DDR5/DDR4 | DDR5/DDR4 | DDR5/DDR4 | DDR5/DDR4 |
PCI Expressリビジョン | 3.0, 4.0 | 3.0, 4.0 | 3.0, 4.0 | 3.0 |
PCI Express レーンの最大数 | 28 | 24 | 14 | 12 |
サポートされているディスプレイ数 | 4 | 4 | 4 | 3 |
USB ポート数 | 14 | 14 | 12 | 10 |
USB 3 (20Gb/s) | 4 | 2 | 2 | 0 |
USB 3 (10Gb/s) | 10 | 4 | 4 | 2 |
性能は
Z690 > H670 > B660 > H610
です。値段も性能と同じように高くなります。
PCI-Expressはレーン数が多いとより大容量のデータを転送できますが
数値が高いからと言ってFPS値に大きく差がでる訳ではありません。
どのマザーボードを選ぶか?
比較するとH610は最廉価モデルのためスペックが低めです。
性能とコスパで考えるとB660がおすすめで最低限のラインだと思います。
搭載可能なメモリは製品によってDDR5かDDR4か別れるので良くチェックしておきましょう。
12万ゲーミングPCで実際に買ったマザーボード
PRIME B660-PLUS D4です。
- B660チップセット
- PCIe 4.0 x16
- Realtek 2.5Gbイーサネット
- サイズ ATX
欲しいスペックが有りながら値段も手頃で人気があります。
AMD製 ZEN3でのチップセットの違い
チップセット名 | X570 | B550 | A520 |
オーバークロック対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
PCI Expressリビジョン | 4.0 | 4.0 | 3.0 |
PCI Express レーン数 | 16 | 10 | 6 |
Chipset USB 10Gbps Ports | 8 | 2 | 1 |
参考サイト
https://www.pugetsystems.com/labs/articles/AMD-X570-vs-B550-vs-A520-Chipset-Comparison-1969/
A520では物足りないのでB550が最低限のラインだと思います。
オススメのAMD系マザーボード
- B550チップセット
- PCIe 4.0 x16
- ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s
人気と評価が高くオススメです。
グラフィックボードに対応できるか?
ゲーミングPCは高性能なグラボを使うので性能を生かせる
PCI-Express ×16に対応しているか確認します。
FPS値を上げたいゲーミングPCではPCIe ×16が必須条件です。
ただ、最新のマザーボードであれば殆どPCIe×16に対応しています。
マザーボードの大きさはATXが良い。
ゲーミングPCのグラボはかなり大きくMicro-Mini ATXだと
入らなかったり内部で干渉する場合もあるため
標準サイズであるATXであるか確認します。
マザーボードのチップセットの種類
安いチップセットのマザーボードではオンボード有線LANの速度が遅い事もあるので
よく確認しましょう。
FPSゲームでは通信速度がとても大事です。
12万自作ゲーミングPC マザーボード選びまとめ。
12万円という制約ですと中程度の製品を狙うのが良いですね。
性能は中程度でもゲームをする程度であれば十分満足できる性能です。
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